柔術

日本の柔術では、手を取った状態から稽古を始める。

これは攻防だけの視点から考えると、その合理性が分からない。

身体つくりの全てが手を取った状態で行われるのであり、体系の全ての基盤がそこにあるのである。

剣術では、剣を持った状態で、全ての身体つくりがなされる。