漂木勢

八卦門の走圏時における腕のあり方として「漂木勢」の拳訣がある。

二つの力が拮抗しているので、あたかも水に浮いているような感じになっているのである。

つまり、簡単にいうならば左右の力だけがあって、上下の力は働いていない、ということである。これが単換掌である。