2004-07-07 ウイジニ、スイジニ 植芝盛平は「ウイジニ、スイジニと踏み分けて、クニトコタチとこうなるんです」と、言っていた。これは双重の禁忌を述べたものである。ウイジニ、スイジニは泥の神で大地を神格化したものである。この様に陰陽が「合」う形となって初めてクニイコタチ(国常立)となる、柔構造としての身体が確立されるのである。植芝盛平の言葉は中国武術を基にするとその意味が明らかと成る。