玄関

日本では家屋の入り口を玄関と称すが、内丹術では「玄牝の門」を玄関という。しかし、アフリカなどでは家屋そのものが「胎」となっており、古代の家屋においては、須らくその入り口が「玄牝の門」と称されるべきものでもあった。こうしたことを考えると、玄関という言い方には、意図的かどうかは別として意外に深い意味があることが分かる。