知るは難く、行うは易し

かつては「知るは易く、行うは難し」であった。この「知る」とはイメージの力で全体を把握することであった。太古の人たちはイメージの力が強く論理的思考が苦手であった。

バベルの塔も、出雲大社の社殿もイメージの世界では建設が可能であったが、実際の技術を古代人は持っていなかった。

現代の我々は、むしろ「知る」ことが難しくなってしまっている。