童子功と基本功

現在、足を挙げたり、柔軟体操をしたりするのを基本功と称しているが、これは童子功と称されるべきものである。

基本功には柔功と硬功がある。

童子功は、ある程度、年齢を重ねた人には必要がない。余り無理をすると関節を傷めてしまうこともある。

童子功は、武術の能力とは直接的には関係がない。

かつて宮宝田先師は、少年の宮宝斎師爺に套路を教えることはせず、遊ばせておいた、とされる。これも童子功である。