2004-07-13 宮沢賢治 改めて読んでみると、先天、後天の世界がよく書けている。子供の世界には先天のシンボルが未だ活きている。これをうまく掬い上げている。「風の又三郎」などは、先天のシンボルと後天の事象との差、隙間において物語が展開される。