ドンファン・シリーズ

かつて「精神革命(精神世界)」の本として有名を馳せたシリーズである。

日本でいうならば修験道にでも弟子入りした、というところか。

今回、物足りなく感じたのは「教」が無いところである。

「事(修法)」での体験のみで、教学がない。

マヤなどの高位の神官の伝承に繋がるシャーマンには、ある程度の教学の体系が残っており、呪術師はレベルの高い者とは見なされていない。