続・ドンファン・シリーズ

アメリカで人気のあったチベット僧であるツルンパであるが、伝統的な仏教教義を説いても余り「受けなかった」という。

あくまで、アレンジされた「精神の奔放さ」を肯定するものでなければならなかったようである。

チベット仏教では中観という極めて難解な仏教理論が中核にある。

合気道でも、日本での「受身」から教える方法に失望したアメリカ人も居た。
ただ、内的体験を顧みない風潮に失望した部分もあるのであろうが。